再検査外来

瞳孔を広げる必要がある方

しばらく、車が運転できなくなる事があります。

瞳孔を広げる検査について

瞳を大きく広げる目薬をつけ眼の奥、特に網膜の状態を詳しく調べる検査をいいます。
まず目薬をつけ、効果が現れるまで20~30分くらい時間がかかります。
網膜や硝子体、水晶体の隅々まで検査することができます
眼底検査は瞳孔を広げない状態でもできますが、細かな異常はみつけづらいです。
眼の中の病気を早い段階で発見するためには瞳孔を広げる検査が必要になります

診察は瞳孔が広がったら(20~30分)できますが、しばらく瞳孔は広がったままとなってしまいますので、まぶしさを強く感じます。ピントが合わせにくくなり、近くがかすんで見えます、一般に効果は4~5時間続きますが、時間とともに必ず元に戻ります。

瞳孔が広がっている間は自動車の運転はすべきではありません。

なるべく、診療時間終了の1時間前までに受付をしてください。午前なら11時まで、午後なら17時まで(土曜は16時)にお願いします。


瞳孔を広げる検査に関しては、疾患の説明の動画で詳しく紹介していますので、ご覧ください。

必ず瞳孔を広げる検査が必要

・飛蚊症(黒いものが見える)、光視症(変な光が見える)
・急に視野が狭くなった
・急に何も見えなくなった

なるべく瞳孔を広げる検査が必要

・糖尿病の合併症の検査
・検診で眼底出血と言われた
・検診で、黄斑変性、黄斑上膜、黄斑円孔 他黄斑疾患と言われた方

場合によっては瞳孔を広げる検査が必要

・見づらくなった
・白内障の検査
・緑内障の検査
・眼をぶつけた
・検診で視神経陥凹拡大と言われた

年齢の若い方は、もともと瞳孔が広い傾向にあり、瞳孔を広げる検査をしなくてもすむ場合があります。
ご年配の方は、瞳孔が狭い場合が多く、瞳孔を広げる検査をする必要がある場合が多いです。